非常に強力な節税サービスiDeCo
メリットが大きい反面デメリットもあります。
2年間iDeCoを運用した感想は、使いにくいサービスだと感じました。理由は3つ。
- 口座開設が面倒
- 運用変更が小回りがきかない
- 60歳まで資金拘束
1つ1つ解説します。
2年間iDeCoで運用した結果と、iDeCo運用に向いている人、向いてない人も記載します。
iDeCo運用を考えている人は参考にしてください。
口座開設が面倒
iDeCoの口座開設はざっくり以下の流れになります。
インターネットから資料請求可能
会社に書類記入、事業所印などを貰う必要がある
これが人によってはハードルが高いかもしれません。
iDeCoって何?から説明しました。
私が勤めていた会社はなかなか資料作成してくれませんでした…
毎年会社に在籍確認書類が届くので、そのことも会社に伝えておくこと。
開設まで約1ヶ月~2ヶ月かかる
会社を通すのが非常に面倒でした。毎年の更新も全然やってくれなくて会社ともめました。
証券会社はSBI証券、楽天証券を使っています。iDeCoはSBI証券で開設しました。
運用変更に小回りがきかない
これが個人的には一番ダメなポイントです。
運用変更に小回りがきかない、どういうことかというと
- 月々の投資金額を変更したい
- 投資商品を変更したい
- 無職になったので停止の手続きがしたい
上記の場合インターネット上でポチポチと変更できず、資料請求して記入・返送という手順が必要になります。
資料に記入ミスがあれば郵送で戻ってきて再度郵送。(書留なので戻りの受け取り工数が発生)
2往復しました(その間3週間ほど)
年金機構というお国のシステムがかんでいるため、このような対応にならざるおえないと思われます。
無職になった時、非常にめんどうなシステムだと実感しました。
この経験でiDeCoは今後改善されない限り使用しまいときめました。
60歳まで資金拘束
iDeCoの運用資産は、60歳まで資金が拘束され引き出すことができません。
例外はあるものの、資金拘束がいたいので若いうちはiDeCoの使用はおすすめできない。
若いうちはお金を使う選択肢が多いので、NISAでの運用にとどめておくのががおすすめです。
40歳くらいから、現金が豊富にあれば始めてもいいかなと思います。
ビットコインなど暗号資産、NFTなどバブルがきているのに指をくわえているしかないです。
まずは資金拘束のないNISAを活用しましょう。
iDeCoに関するみんなの声
2年間iDeCoの運用成績
2019年11月から初めて、約2年間の運用成績です。(現在運用停止中)
税金控除はかなりおいしいですね。iDeCoの最大のメリットです。
まとめ
iDeCoはメリット大・デメリット中くらいのサービスかなと感じました。NISAはメリット中・デメリットなし
iDeCoおすすめなひと、おすすめできない人、おすすめ本をまとめました。
iDeCoおすすめな人
- 40歳以上
- 無職になる可能性が低い
- 金融リテラシーが高い
- iDeCoの知識がある
iDeCoおすすめできない人
- 20歳~30歳の人
- 投資資金が少ない人
- めんどーなやりとりが苦手
- 転職が多くなりそう、無職になりそう
iDeCoに関することで非常にわかりやすかった本
【おすすめ投資本3選】読みやすさ重視、眠くなる海外著者本なし、読み終えたら投資がしたくなる初心者におすすめ本